臨牀透析 Vol.36 No.5(3-3)


特集名 近未来の透析医療
題名 AI・ICTを用いた透析管理 (3) AIを用いた血糖管理
発刊年月 2020年 05月
著者 豊田 雅夫 東海大学医学部腎内分泌代謝内科
著者 村田 敬 国立病院機構京都医療センター糖尿病センター
【 要旨 】 血液透析患者では透析前後の独特の血糖プロファイルが明らかにされており,透析前後の血糖変動のみならず,透析日と非透析日では血糖の変動パターンが大きく異なることがある.近年では,皮下組織の間質液のグルコース濃度からアルゴリズムを用いておおよその血糖値を表示する持続血糖測定器(CGM)が,透析患者における適切な血糖管理に役立ち始めている.海外ではAIを用いた血糖管理アプリの利用が始まっており,将来的には透析患者への応用も期待される.糖尿病網膜症のAIによる自動診断なども含め,糖尿病領域におけるAI活用は,さらなる加速が予想される.
Theme Perspective on dialysis therapy in the near future
Title Blood glucose management using AI
Author Masao Toyoda Division of Nephrology and Metabolism, Tokai University School of Medicine
Author Takashi Murata Diabetes Center, Kyoto Medical Center
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