臨牀透析 Vol.36 No.10(2-1)


特集名 透析患者における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)/透析患者のADLとQOL―その評価法と対策
題名 透析患者における患者報告アウトカム(PRO)―ADLとQOLの評価法を中心に
発刊年月 2020年 09月
著者 加藤 明彦 浜松医科大学附属病院血液浄化療法部
【 要旨 】 患者自身が評価する主観的な指標は患者報告アウトカム(PRO)と総称され,評価項目に日常生活動作(ADL)や生活の質(QOL)が含まれる.これまでの臨床研究では,医療者側の視点からみた重大なアウトカム(例:全死亡,合併症の発症)が臨床指標として用いられてきたが,最近はこれら客観的指標を補完しうるPROに関心が集まっている.PROの評価法・尺度はpatient-reported outcome measures(PROMs)と呼ばれ,透析患者でもさまざまな指標が作成されている.日本透析学会統計調査委員会では,導入期および維持期における主観的な身体機能状態(≒ADL)について全国調査をしているが,見た目の身体機能状態は死亡率と関連することが報告されている.一方で,従来の腎疾患特異的な健康関連QOLは評価法が煩雑なため,簡便ですべての疾患に使えるEuroQOL 5-demention 5-level(EQ-5D-5L)が透析領域でも普及する可能性がある.
Theme COVID-19 infection in dialysis patients / Activities of daily life and quality of life in dialysis patients―the assessment methods and measures
Title Patients reported outcomes in dialysis patients mainly focusing on activities of daily life (ADL) and quality of life (QOL)
Author Akihiko Kato Blood Purification Unit, Hamamatsu University Hospital
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