臨牀透析 Vol.20 No.3(1-6)


特集名 透析看護の伝承 -- ベテランから新人へ,新人からベテランへ
題名 ベテランから新人へ (6) 透析看護のベテランとは -- ベナーの理論
発刊年月 2004年 03月
著者 中原 宣子 トキワタツミクリニック・看護師 / 大阪市立大学大学院医学研究科薬効安全性学
【 要旨 】 パトリシア・ベナー (Patricia Benner) はアメリカの看護研究者で,看護技能習得における状況を解釈的方法を用いて分析し,看護能力を5段階で評価している.そのなかで熟練した看護師とは,豊富な経験から状況をそのまま捉える能力を有し,適切な判断と行動をすることができるものとしている.これらのことを踏まえ,透析室におけるベテランとは,患者を観察する力を備え,身体異常時には速やかな判断と処置を行うことができることなどが条件としてあげられる.また,援助者としての看護師の役割として,患者自身が積極的に自己管理に臨み,豊かな社会生活が送れるように支援することがあげられる.そのためには,患者が病状や身体の状態についてどのように受けとめているかを理解し,患者とともに目標を決定し自己管理教育を進めていくことが必要である.透析医療において熟練した看護師を目指していくためには感性を豊かにもち,経験を積み重ねていくことが大切である.
Theme A Heritage in the Management of Renal Patients -- From Expert Nurses to Rookies
Title Expert in nursing care for maintenance dialysis patients by reference to Benner's Nursing Care Theory
Author Noriko Nakahara Department of Nursing, Tokiwa Tatsumi Clinic / Department of Applied Pharmacology and Therapeutics, Graduate School of Medicine, Osaka City University
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