特集名 | SSA/Pの本態を探る | |
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題名 | 病理診断の立場から (2) 病理医間のコンセンサス ─ digital pathologyによる症例検討[全20例の判定集計と10症例の解説] | |
発刊年月 | 2012年 11月 | |
著者 | 八尾 隆史 | 順天堂大学大学院医学研究科人体病理病態学 |
【 要旨 】 | 大腸癌研究会プロジェクト研究において提唱したsessile serrated adenoma/polyp (SSA/P)の診断基準につき,その解釈と運用が正しくなされているか,またその診断基準の問題点の有無を検証するために,鋸歯状病変症例を消化管専門の病理医に分類してもらった.プロジェクト研究の病理委員と委員に加わっていなかった消化管専門病理医に組織像のみで判定していただき集計した.その結果,委員群では診断基準を十分理解しているが非委員群では診断基準が十分理解されているとは言い難いこと,診断基準の運用における解釈と理解の個人差があることが示された.今後診断基準の普及に当たっては,組織学的特徴を理解していただくための十分な解説が必要であると思われる. |
Theme | How should we interpret sessile serrated adenoma/polyp ? | |
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Title | Consensus histopathological diagnosis between pathologists -- examination of cases by digital pathology | |
Author | Takashi Yao | Department of Human Pathology, Juntendo University School of Medicine |
[ Summary ] | No Summary |