臨牀消化器内科 Vol.37 No.11(3-3)


特集名 外来で行う消化器がん薬物療法のコツ―専門医からのアドバイス
題名 外来で施行可能な最新レジメンと最適な患者管理 (3) タキサン系薬物使用レジメン
発刊年月 2022年 10月
著者 杉浦 徳子 埼玉県立がんセンター消化器内科
著者 原 浩樹 埼玉県立がんセンター消化器内科
【 要旨 】 タキサン系薬剤は,消化器がん治療におけるキードラッグの一つである.その有効性についてエビデンスの蓄積がある一方で,骨髄抑制や末梢神経障害など,治療継続に影響を及ぼす重大な有害事象についても知られている.本稿では,タキサン系薬剤を用いた外来で実施可能なレジメンについて,その根拠となる臨床試験にも触れつつ解説する.また,副作用については発症時期や具体的な対策についても記載した.さらに,最近のトピックとして,新規の抗悪性腫瘍薬の登場に伴い変化しつつあるタキサン系薬剤の位置づけについても触れる.
Theme Tips on Outpatient Medical Therapy for Gastroenterological Cancers
Title Taxans
Author Tokuko Sugiura Gastroenterological Department, Saitama Prefectural Cancer Center
Author Hiroki Hara Gastroenterological Department, Saitama Prefectural Cancer Center
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