特集名 | 薬物療法がひらく新しい肝細胞癌の治療strategy | |
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題名 | 肝細胞癌に対する薬物療法 (4) 腫瘍マーカーや血液バイオマーカーの現状と課題 | |
発刊年月 | 2020年 08月 | |
著者 | 能祖 一裕 | 岡山市立市民病院消化器内科 |
【 要旨 】 | 分子標的治療薬などの化学療法薬を使用する際に効率的に治療を行うため,事前に効果を予測したり,早期に治療効果を判定できるマーカーの開発が喫緊の課題となっている.血液バイオマーカー(腫瘍マーカー)は,手軽で低侵襲であるという特徴から,この分野でもっとも注目されており,急速に研究が進んでいる.従来のAFP,PIVKAⅡ,AFP‒L3に加え,サイトカインやマイクロRNA,腫瘍細胞由来DNAを直接検出するリキッドバイオプシー等の臨床応用が試みられている.また,免疫チェックポイント阻害薬についても,癌組織でのPDL1発現やMSIとは異なる,新たな血液バイオマーカーの開発が行われており,今後目の離せない研究領域である. |
Theme | New Treatment Strategy of Systemic Therapy for Advanced Hepatocellular Carcinoma | |
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Title | Present Status of Tumor Markers in Patients with Advanced HCC | |
Author | Kazuhiro Nouso | Department of Gastroenterology, Okayama City Hospital |
[ Summary ] | No Summary |