臨牀透析 Vol.27 No.11(2-6)


特集名 透析患者の家族支援を再考する
題名 [各論]在宅血液透析患者の家族支援
発刊年月 2011年 10月
著者 宮下 美子 新生会第一病院在宅透析教育センター・看護師
【 要旨 】 本稿では,在宅血液透析(HHD)を行う患者を支える介助者とそのほかの家族に対し,看護師が行う支援を紹介する.HHDは患者にとってQOLの高い透析生活を送ることができることから患者の思い入れが強く,その分介助者の負担が増えていくことが多い.在宅特有のセルフケア行動を実施して体調を安定させ,安全なHHDをすることで,30年以上継続することが可能である.長期の間にさまざまな家族のライフイベントが発生し,患者,介助者,そのほかの家族皆それぞれに影響を及ぼす.看護師は,患者を支える介助者とそのほかの家族を対象に支援し,HHDの継続を視点において,家族が自分たちで方向性を考え意思決定ができるように援助する.
Theme Reconsidering of Support for Dialysis Patients' Families
Title Family support for home hemodialysis patients
Author Yoshiko Miyashita Department of Nursing, HHD and CAPD Center, Shinseikai Dai-ichi Hospital
[ Summary ] No Summary
戻る