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いまさら,聞くに聞けない大腸外科への素朴な疑問に答える
いまさら聞けない・・・内視鏡医が知りたい大腸外科98の疑問
- 【編集】
渡邉 聡明
- 【編集】
秋吉 高志
- 【協力】
樫田 博史
- 【ISBN】
978-4-88875-239-8
- 【本体価格】
2,000円
- 【刊行年月】
2011年 08月
- 【版組】
- 【ページ数】
150ページ
- 【在庫】
僅少
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※在庫僅少につき、ご注文時に在庫がない場合もございます。あらかじめご了承ください。
内視鏡治療の進歩には目を見張るものがあり,以前は手術が行われていたような病変でも,内視鏡的に治療が完結できることがあります.一方,内視鏡的摘除の適応が広くなる程,偶発症の頻度も高くなってくる可能性があります.穿孔はその中でも最も危惧される偶発症の一つだと思います.大腸穿孔で手術が行われる場合には,人工肛門が必要な場合と,人工肛門は造設せずに穿孔部の閉鎖あるいは腸切除と吻合が行われる場合があります.では,具体的にどのような場合に人工肛門が必要となり,どのような場合に人工肛門なしの手術になるのでしょうか.
その他,ESDで穿孔を起こしても人工肛門にしないための対処はどうしたらいいのか,など疑問に思うことも多いかと思います.「いまさら聞くのも・・・」と思われる内容かもしれません.実際に内科の先生にアンケートをお願いし,偶発症,早期癌,進行癌,イレウス,潰瘍性大腸炎,痔などに関する質問を寄せて頂きました.内視鏡医の先生に少しでも外科の事を理解して頂き,今後の診療のお役に立てることを期待しています. (序文より抜粋)